妙法蓮華経 勧持品 第十三
爾の時に世尊 八十万億那由他の 諸の菩薩摩訶薩を 視そなわす
是の 諸の菩薩は 皆 是れ 阿惟越致にして 不退の法輪を転じ 諸の陀羅尼を得たり
即ち 座より起って 仏前に至り 一心に合掌して 是の念を作さく
若し 世尊 我等に 此の経を持説せよと 告勅したまわば 当に仏の教の如く 広く 斯の法を宣ぶべし
復 是の念を作さく
仏 今 黙然として 告勅せられず 我 当に 云何がすべき
時に 諸の菩薩 仏意に恭順し 幷に 自ら 本願を満ぜんと欲して
便ち仏前に於いて 師子吼を作して 誓言を発さく
世尊 我等 如来の滅後に於て 十方世界に 周旋往返して 能く衆生をして 此の経を書写し 受持し 読誦し 其の義を解説し 法の如く修行し 正憶念せしめん 皆 是れ 仏の威力ならん
唯 願わくは世尊 他方に在すとも 遥かに守護せられよ
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